ニャー子との出会いは、家の1階の仕事場に迷い込んできたことでした。
昼間は、姿を見せずにどこかに隠れていたのでうんちが落ちている事に気が付いて
子猫がいるのかな〜っという感じでした。夜になるとお腹が空いて出てくるのですが
人の動きに敏感ですぐ隠れてしまうのでしばらくは、あまり姿をみることができずに
ごはんを置いておくと朝にはきれいになくなっているという日が何日か続きました。
そのうちに少し慣れたのか、私の足音がするとドアの前でまっているようになりました。
そのまま飼いたいとも思っていたのですが、家には犬1匹猫3匹いたのでうーん・・・
悩みました。あまり情が移らないように名前は、一応ニャーちゃんとよんでいました。 しばらくすると時々外から探しているような鳴き声が聞こえ、いつも声を出さないニャーちゃんが鳴きながら窓の方へ走っていくんです。何度も出られるようにドアを開けたりも
してみたのですが車の音などですぐに戻っててきてしまいました。家族で話し合い、外の仲間と暮らす方が幸せなのかもしれないという結論になって次の日にまたたびをドアから外においていくようにしてみると・・・大成功!!
何週間ぶりでニャーちゃんは、仲間の待っているところに帰っていったんです。
続く***