最期の時　６月１８日午前４時へ向かって | SUKHUMVIT（スクムビット）&HITのMY ROOM - ペットストリート

きょうは　火曜市なので　いつものように　じぃちゃんと二人で行って来ました

　ジャ○コへ行く道とＶＩＴの病院へ行く道は　同じなので
　じぃちゃんは　いつも　「ＶＩＴの病院へ行くような気がする」と言ってます

　２週間に１度　そして　突発的な病気の時も
　ず〜〜っと　連れて行ってくれてたんだものね




６月１７日〜６月１８日

眠れない　おか〜やんは　静かに寝ているＶＩＴを　ただ　なんとなく　見つめて

お○っこしてるかな！？と　オシメを確認して　換えて
何度も何度も　それを繰り返して

でも　ちょっとしか　お○っこをしてなくて　
点滴をしたのに　お○っこの量がこんなに少ないのは変だし　
ず〜〜っと　少しずつ出てるのも　変だなぁ〜とは　思っていたんだけど
おか〜やんは　この時　さほど　気にはしてなかったんだよね

その間も　軽く寝息を立てて寝てるＶＩＴ

そして　夜中の１２時半ごろ
ふと　気がつくと（一瞬　眠っていたんでしょうね）　シートの上に

なんだか　色が変だし　お尻拭きで　きれいに取れない(>_<)

でも　おか〜やんは
「点滴してるから　こんななんだわ〜」なんて　能天気に思って
洗面所へ行って　いつものように
薬用シャンプー２種類で　オチリをゴシゴシ洗って　シャワーで流して
ドライヤーで乾かして
「これで　きれいになったね」と言いながら　オシメをして　
また　ビーズクッションの上へ　寝かせて

しばらくすると　少し息が荒くなったので
「ＶＩＴ　暑いの！？　扇風機回す！？　クーラーつけようか」なんて
まだ　ＶＩＴの異常に全く気がつかない　アンポンタンな　おか〜やん

　　ほんとは　この時　おと〜やんを呼んで欲しかったのかもしれない

そのまま　また　オシメを換えたりしながら
そんな事が　とても　うれしくて　幸せで

ただただ　ＶＩＴを　みつめていました

そして　３時半ごろだったでしょうか

また　です
この時は　いくら　能天気で　アンポンタンな　おか〜やんでも　わかりました

　粘着性の血便、タール便です

あとで　おか〜やん妹に聞いたのですが　
人間も一緒で　タール便が出たら・・・・・

これが　亡くなる前兆だなんて　思ってもいない　おか〜やんは
また　洗面所へ行って　シャンプー２種類で　ゴシゴシ洗って　
ドライヤーで乾かして

でも　この時　なぜか　涙が止まらず
「もう　いいよ！もう　いいよ！ＶＩＴ」という言葉が　
おか〜やんの口から出てました

そして　そう　つぶやきながら　１階のおと〜やんの所へ
「ＶＩＴが、ＶＩＴが」と　無意識のうちに　呼びに行ってました

おと〜やんは　ＶＩＴにというより　おか〜やんに
「もう　仕方ないんだよ！　もう　仕方ないんだから！しょうがないんだよ」
と言い続けていました

　　　あとで　あの時　どう思った！？って　聞いたら
　　　「あ〜もう　ダメなんだ」って思ったって　そう言ってました

でも　おか〜やんは　この時も　ＶＩＴが亡くなるなんて
これっぽっちも思ってなかったのです

気がついたら　おと〜やんを呼びに行ってたという感じです

そして　２階のおか〜やんのＢｅｄへ　座って
二人とも　泣きながら
「もう　いいよ！ＶＩＴ　おか〜やん達は　大丈夫だから　もう　いいよ！
　もう　いってもいいよ」って　言ってました
それでも　亡くなるなんて思ってなかった

その直後でした
　
３度大きく息をして　そして　あっけなく　逝ってしまいました

おか〜やんは　それが　理解できなくて
「息してない！？息してない！？
　　でも　心臓は動いてるよ、まだ　大丈夫だよ」

「それは　おか〜やんの心臓の音だよ」　　
「もう　死んだんだよ」
「楽にしてやろう」　・・o∪ ｉ ェ ｉ ∪o・・。ギャァ〜

　　抱っこしてたから　自分の鼓動とＶＩＴの鼓動が　一緒になっちゃったんだね


　　　おか〜やんの腕の中で　おと〜やんに見守られながら
　　　６月１８日午前４時　＜１７歳１０ヶ月１８日＞
　　　苦しむことなく
　　　静かに　眠るように　虹の橋を渡って行きました


おか〜やんだけ　抱っこしてたら　ずるいよね
おと〜やんにも　抱っこしてもらおうね
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく