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モモタロウちゃんのMY ROOM
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メーテル・リンクの「青い鳥」。チルチルとミチルが捜し求める幸せの青い鳥。幸せはありふれた日常の小さな夢や希望の中にある、そんなお話だった。一緒に暮らす猫たちは、喜びや悲しみを共有する。まさにしあわせの「青い猫」だと思う。猫たちに感謝をこめて、しあわせを運んでくる「Blue Catを探す」小さな旅に出かけたい。 ![]()
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登録カテゴリ:日常の出来事 | 投稿日時:2007年04月09日 15時41分 |
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▲沈思黙考・・・。
▲カオデカクンそろい踏み
▲鎌倉・竹屋画廊にて
▲作者の「エサシトモコさん」
鎌倉・竹屋画廊。ギャラリーに居並ぶ猫たちの存在感は圧倒的。
それぞれに個性豊かな表情で見るものに語りかけてくる。
イラストレーターの南 伸坊さんが、かってエッセーで飼い猫についてこんなことを言っていた。「仕事場の書棚の上から、僕を見下ろしている愛猫は、「いつまでおまえはバカなことをやっているんだ」という顔をした。ついこのまえまで一緒に遊んでいたのに、いつの間にか、僕よりも年長になって、先輩顔、人生を達観しているようだ」と、こんな内容だった。
猫たちはときどき飼い主を超越した振る舞い、表情を垣間見せる、たしかに・・・。
作品の身の丈は、約30センチほど。なるほどカオデカクンだ。
作者の名は「エサシ トモコ」さん。
ご自身も猫と暮らす。鎌倉市生まれ。東京藝術大学卒業後、日本の古典彫刻、木彫り、
乾湿技法を研究。プロフィール紹介には「「生命の記憶」をテーマに、日常のなかで目に
する動植物や人から得た、様々な思いや普遍的と感じる事象をかたちにして表現する」
とある。
エサシさんが生命を吹き込んだ猫たちも、きっと以心伝心、いわば「読心術」を極めたからこそ表現できる技なのだろう。
猫たちの素材は、テラコッタ。
陶土を素焼きし、そのうえに彩色、完成までに1ヵ月以上かかるそう。
エサシさんは、愛猫をモデルにした、このカオデカクンの製作依頼も手がけている。
依頼してくる方たちも、思い出の猫として、また3匹飼っているが、うち1匹の性格が変わっているし、作っておきたいと、思い入れもひとしおという。
*詳しくお知りになりたい方はタイトル「エサシトモコ カオデカクンがやってくる」で検索し
てごらんください。
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