眠れない人が増えている | gonzaressのMY ROOM - ペットストリート

テレビの深夜番組・歩きやすくするための外灯・煌々と光るネオン・１人１台以上持っている携帯電話・時間を問わず必要な情報が手に入るパソコン・昼のように明るい室内灯…私たちの身の回りでは深夜でも人工的な光が溢れている。眠れないその中で最近増えだしてきた光の種類が発光ダイオード（以下LED）だ。このLED、消費電力が低く経済的なため、最近ではイルミネーションやテレビ・パソコン・携帯電話のディスプレイ等に多く使用されているが、この“光”が原因で近年、眠れない人が増えているそうだ。原因となっているのがテレビや携帯電話のＬＥＤ液晶から発せられる光“ブルーライト”だ。Journal of Sleep Research ResearchGateLED液晶はブラウン管に比べブルーライトの含有量が多くなっている。このブルーライトは人の目に見える可視光線の中で最も強いエネルギーを持っていて、太陽光の中にも存在している。自然界の中にある光であるなら問題無いのではないかというと、そう簡単に終わる話ではない。A Brief History of Sleep Research本来であれば日中に太陽光の中のブルーライトを浴びて人は活動的になり、日が沈みブルーライトを浴びなくなる事で脳が夜と認識し次第に眠くなるというのが人の自然な生活リズムなのだ。