トラ子が月へ帰って一週間が過ぎました。
世間は仕事始め。私は今日まで休みなので、トラ子が飲むことなく残していったミルク、約10日分を病院へ返しに行きました。
平日のせいか時間帯のせいか、いつもより人が少なかったので相談室で先生や看護士さんとトラ子の最期の様子を色々話してきました。
経鼻チューブとはいえトラ子が最後まで食事が取れていたことがすごいことだと言われて、そうなのか、と不思議に思ったり。
痛々しくて安楽死を選ぶ飼い主さんもいることを聞き驚いたり。
どっちを選んでも後悔するのは知ってたから、腫瘍が見つかった時から決めていました。
自力で食べられなくなって衰弱して亡くなるのではなく、腫瘍も育ってしまうけどお腹が減らないようにしてやりたい、と。
その通りに頑張ってくれたトラ子。
トラ子は我が家の花壇の端に埋めてやりました。
人が大好きなトラ子、一番人が見える場所です。
箱にトラ子とトラ子が好きなものをたくさん入れました。
埋める時、一番上にかける砂を、ダンナが、少し離れた畑の横まで取りに行った。その砂はトラ子が外で用を足す時にお気に入りの砂だった。
その「好き」はあまり嬉しくないのでは、と思ったが言わなかった。
首輪を入れ忘れたのがちょっと後悔。