今回はトラ子の話ではないです。写真は全く関係ないです。
4月から転職して通勤時間が5分から30分になった私。
もちろん距離も伸びてるので、この分道路ではねられた動物を見る頻度も増えました。
4月からダンナも職場の異動で、私と同じ方面に仕事に行く。
そして、仕事は道路パトロールもする。はねられた動物も片付ける。
先日の朝、タヌキがはねられてるのを見た。夜の間にはねられたんだろう、と思えたが、珍しくカラスにつつかれたりしてなくてちょっと不思議だった。
その晩、ダンナが帰って来てはねられた猫を見たか?と聞く。
ああ、あれは猫だったのか、で話は終わらなかった。
それは子猫で、道路パトロールが片付けに来るまで、ずっと横に母猫が付いていたのだと言う。
カラスがつつきに来ると飛びかかって追い払っていたのだそうだ。
車は結構来るが、自分ははねられないようにしつつ、とっくに死んでしまった子猫を守っていた母猫。
現場で子猫を片付ける時も大変だったとダンナが言った。
次の日もまた通ったが、流れていた血も綺麗に掃除されていて、母猫も気配もなく、ふっと、お母さんにゃんこに「他の子猫や次の子たちには道路に出ないようにしっかり言い聞かせるんだよ」と、心の中で思った。