昨日(9/20)の朝日新聞朝刊に、『ペット、捨てられ続け』という題で、こんな記事を見つけた。
愛媛県動物愛護センターには、手入れがされず、毛がドロドロになって持ち込まれた小型犬、病気で脱毛したり、白内障だったりする犬がいる。
ほとんどが飼い犬だった。
殺処分される犬に面会に来て子どもと記念写真を撮って帰る親子、年老いた犬を持ってきて「子犬と交換してくれ」という中年男性・・・・・。
佐伯敬造所長は「治療代が高い、犬が死ぬところを見たくないといって持ってくる。みんな人間の都合ですよ」と話す。
(朝日新聞9/20付より一部抜粋)
私はこの記事を読んでから一日中、「犬の幸せって?」という疑問が頭の中をぐるぐるしていた・・・・・。
殺処分になる犬が不幸なら、生きていれば幸せ?
ごはんをもらっていれば幸せ?じゃあ、ごはんをもらって一日中つながれている犬は?
散歩をしてもらえれば幸せ?じゃあ、炎天下の中アスファルトを散歩させられてる犬は?
私は、趣味で「愛玩動物飼養管理士」2級の資格を取った動物バカなのだが、その講習内で動物に関する法律についても学んだ。
「動物の愛護及び管理に関する法律」の基本原則第2条にはこうある。
動物が命あるものであることにかんがみ、何人も、動物をみだりに殺し、傷つけ、又は苦しめることのないようにするのみでなく、人と動物の共生に配慮しつつ、その習性を考慮して適性に取り扱うようにしなければならない。
今ペットブームで、ペットを飼う人が増えているけど、そのペットを適正に飼うための知識が飼い主にあるのかな?と思ってしまう。
犬猫を飼うときに、その子の習性やしつけの仕方など飼い主に講習を受けさせるくらいのことした方がいいんじゃないかな?とも思った。
夜、ベッドに入り電気を消したところで、私は夫に「犬の幸せって何だと思う?」と聞いてみた。
これから寝ようっていうときに、いきなり妻にまじめな難題を突きつけられた夫。
ドラマ「北の○から」で「誠意って何かね?」と菅原○太が言った時並みの重い雰囲気に包まれる寝室。
「えっ!?犬の幸せ!?うーん・・・。」
夫は困惑を隠せない様子だったが、悩んだ末に「飼い主がいれば犬は幸せなんじゃないの?」と言った。
「じゃあそれがどんな飼い主でもいいの?飼われていれば幸せなの?」
さらに妻に突っ込まれた夫。
「・・・幸せかどうかは犬にしかわからないよね。でも・・・難しいね・・・。」
2人とも頭の中がぐるぐるして、そのうち眠りについた。
飼い主がモラルと知識と愛情のどれも欠けずに持つことが犬の幸せにつながるのかなぁとも思う私(´・`)
みなさんは犬の幸せって何だと思いますか?