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田代島のにゃん
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「島民の数<にゃんこの数」の宮城県『田代島』で、獲れたての魚をご馳走に、自由気ままなその日暮らしをしている猫たちの日常を、「田代島の猫サポーター」たちがお届けします。
皆様こんにちは〜 さてさて〜 本日お届けする田代島の猫さんはこの方です <こんにちは〜> 仁斗田の集落から猫神社に向かう、なだらかな上り坂で出会った猫さんです。 田代島には、仁斗田の集落以外は本当に猫がいないんです。 だから、集落を離れるとぱったりと猫に出会わなくなるのに、 今日はこんな場所で出会えてうれしいな〜 それにしても、人も猫もいないところで、何をしていたの? 猫さん、くるりと背中を向けちゃいました。 おーい。こっち向いてよ〜 と思っていたら。 向こうから島の住人さんがやってきたんですね〜 猫さんは女性に愛想を振りまきにいきましたが、 こちらの女性、猫が好きではないとのことで、 持っていた竹の棒でしっしっと距離を取りながら歩いていました 猫の楽園だからって、島民の方全員が猫が好きとは限りませんよね 猫さん、お見送りです。 姿が見えなくなるまで、見つめていました。 どうやらキミの片思いみたいだよ 道をずっと歩いて行くと、小学校が見えてきました。 石巻市立田代小学校。 この校舎は昭和52年にできたそうなのですが、 平成元年に閉校してしまったそうです。 中には広い校庭がありました。 昔はここでサッカーや野球に興じる子供たちの賑やかな声がしたのかなぁ。。。 現在の田代島は、住民の数が約90名、平均年齢は70歳代半ばで、 最も若い人が30代だそう。 田代島には病院が1つしかなく、その病院も2泊3日でお医者さんが 本土から船で通っている状態で、1週間のうちの残りの4日間はお医者さんが 不在なのです。(もちろん、獣医さんはいません) だから、田代島の人たちの中には、老齢になると、安定した医療を求めて 本土に引っ越してしまう人が毎年数名いらっしゃるそうです。 ただ、過疎化、高齢化は着実に進んでいるものの、島民の中には 島が島としての機能を維持・回復することを目標に、一生懸命努力している 方たちがいらっしゃいます。 島にいる猫たちは、島民から餌をもらって生きている猫。 自分たちで捕獲することはありません。 だから、島民がいなくなってしまえば、自動的に、猫たちの生活が閉ざされて しまうことになります。 田代島がいつまでも猫の楽園であり続けるためにも、 田代島にもう一度、子供たちの声が返ってくる日がくるといいな・・・ なぁんてことを考える、にゃろくでございました〜 おまけ。 昔は原っぱでよく見かけたつくしんぼ。 最近すっかり見かけなくなったと思っていましたが、 田代島にはたくさん生えていましたよ
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