心亡 | 抹茶のMY ROOM - ペットストリート

早いもので九月も中旬。
ニャ王と出逢い、丸六年が過ぎたのである。
その間、抹茶ときなこという宝を授かったのだが、
祖父と祖母を送り出すことも経験したのである。

ニ：「よめちゃん・・・ブログやめたの？」
よ：「やめてないよ。なんかバタバタしとって、書ききれてないだけ。」
ニ：「最終更新が５月って。」
よ：「え゛・・・そんななる！？」

二度目の『抹茶豹変』を、ニャ王不在で体験以降、
家の中を移動する事さえ、躊躇してしまっていたのである。

人はよく、
「忙しい！忙しい！」と口にするが、そういう時ほど、実は時間があったりする。

ニ：「忙しいの『忙』って字をよく見てみろ。『心』を『亡』くすって書くやろ。亡くさんようにしとかんと、周りの事が見えんようになって自分の事ばっかり言うようになるぞ。」

ニャ王がよくいう言葉である。


そんな折、一通の封筒がポストに届いた。

よ：「なんだ？？ご招待？！（新手の詐欺！？）」
宛名は私になっているのである。
裏を見てみると、道沿いで見かける家紋。
よ：（そう言えば、いつやったか、ニャ王が何かキャンペーンがどうのって言ってたような・・・）

うどん店のキャンペーンに『当選』したようである。

よ：「ニャ王！なんか当たったってよ！」
ニ：「あ！俺と一緒になってからというもの、どこにも連れて行ってやれてないから、当たれば良いなと思って応募したやつ！」
さらに中身を見て驚いた。
よ：「あのぅ・・・これって、いくつか商品あった？」
ニ：「黒川温泉ペア日帰りご招待とかやったかな。」
よ：「『高千穂』ですね・・・しかも一人です。って、一人じゃ行かんし、旅行会社もバスに乗せてくれんやろ〜。女一人、まさか！ってなるんやない？！」
ニ：「なはは。じゃ、同伴者の欄もあるし、一緒に行こうかね。新婚旅行も行ってないし、これでスマンけど新婚旅行ちゅう事で。」

「『高千穂』いいね〜。行きたいね〜。」
言い続けて早三年！？

よ：「どうか今回は、明日来てくれん！？（来い）電話がありませんように！！」

祖母から買い物癖と突然の呼び出し電話を、ものの見事に継承したウダ男（ニャ王父）

今回ばかりは、
『心の洗濯』に行かせてください！！
そう願う、ニャ王とよめにゃんこなのである。