みやびにそっくり？！ | みやびのMY ROOM - ペットストリート

みやびではありません。
血のつながりもありません。
みやびがわが家へやってくる10ヶ月前に
骨肉腫という病気で天国へ旅立ったホームズです。

私が小学生の頃から16年もの間
一緒に暮らしました。

とても貫禄のある、頭のいい猫でした。
猫なんだけど、猫らしくない猫というか
言葉を理解しているような、気持ちも伝わってるような。

私とホームズは不思議な関係でした。
人が苦手な私は、いつもホームズに話しかけてました。
ホームズも私を頼りにしてくれていました。

自由気ままなホームズが大好きでした。

気が向いたときだけ甘えてすりよってきて
ゴロゴロのどを鳴らす音が好きでした。

えさをせがむとびきりかわいい鳴き声も。

動くもの見るまん丸の目も。

不機嫌そうな表情も。

寝てても「ホー」って呼んだらふってくれるしっぽも。

16年間切ったことない、長い長いひげも。

私のおなかの上に乗って前足で足ふみするしぐさも。

ベッドで私の顔の前におしり向けて寝たときも。

雷にびっくりして飛び跳ねた姿も。

帰ってきた私の車を見つけて
どこからか暗闇の中、目だけ光らせて走って帰ってくる姿も。

いないと思って探したら
びっくりするようなとこで寝てたことも。

書き尽くせないほど大好きなホームズ。


特別な存在。

いるのが当たり前で、
ホームズのいない生活なんて考えられませんでした。
もっとずっと一緒やと信じてました。

病院の先生と相談して、手術はしないことを選びました。
年齢を考えて。
具合が悪くなってからあっという間でした。
足は大きくパンパンに腫れて
重たくてひきずってました。
病院で膿を抜いて消毒してもらって
家では包帯替えて薬を飲ませるしかできませんでした。

つらそうなホームズは正直見てられませんでした。
どうかどうかこれ以上苦しまないように。
別れはつらいけど、早く楽になってほしいと願いました。

最期の夜は鳴いて鳴いてもがいてました。
次の日の朝、静かに息を引き取りました。

痛かったやろうに。
よく頑張ったな、ホームズ。
16年もそばにいてくれてありがとう。
いっぱいの幸せをありがとう。
絶対忘れない。特別やから。

このブログを始めたとき、
いつかホームズのことを書きたいなと思ってました。
なんでやろう？
なんだか今日、書きたくなって。。。
何時間もかけて書きました。