『機動戦士ガンダム』のストーリーを安彦良和さんが、新たな視点でマンガとして描いたのが『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』だ。2001年から2011年までの10年間、「ガンダムエース」(角川書店)に連載されファンから絶大な支持を集めた。累計発行部数1000万部を超える大ヒット作である。2011年にアニメ化が発表され大きな注目を集めてきた本作のアニメ作品のリリース日が遂に決定した。2015年2月28日に、第1話「青い瞳のキャスバル」が劇場でのイベント上映、Blu−Ray先行配信、先行有料配信と一斉にスタートする。『機動戦士ガンダムUC』と同様、複数のメディアで一挙に世間を『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』で埋め尽くす。
『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では、79年のテレビシリーズで語られた一年戦争のメインストリーに加えて、サイドストーリーや前日譚も含まれている。今回の映像化にあたっては、このなかからシャアとセイラの兄妹にまつわるエピソードを抜きだし「シャア・セイラ編」とする。ジオン公国になぜザビ家独裁が生れたのか、それに巻き込まれたジオン・ズム・ダイクンの子どもキャスバルとアルテイシア、後のシャアとセイラのドラマが描かれる。第1話では、ダイクンの死とその後のザビ家の暗躍、そしてキャスバルとアルテイシアの数奇な運命の始まりとなる。加えてランバ・ラルなどの人気のキャラクターの登場も見逃せない。
漫画原作の安彦良和さんが総監督を務め、キャラクターデザイン、絵コンテも担当する。『機動戦士ガンダム0083』、『機動戦士ガンダム MS IGLOO』の今西隆志さんが監督に起用されている。メカニカルデザインにカトキハジメ、総作画監督に西村博之アニメ、制作は勿論サンライズである。ガンダムファンに見逃せないシリーズになりそうだ。本作のエピソードにはファーストガンダムと重なる部分も多いはずだ。そうした点でもファン待望、と言っていいだろう。
上映劇場は全国13館、2週間限定を予定している。東京、神奈川、千葉、埼玉の首都圏の他、栃木、大阪、京都、福岡、名古屋、札幌と大都市が中心となる。『機動戦士ガンダムUC』と同様、Blu−rayの先行販売を予定するが、こちらの詳細は後日公式サイトなどで発表予定だ。
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